Pokhara, Day 3/沈没の町で別れの後遺症を引きずる
☑︎︎︎︎︎︎a ticket to Kathmandu
朝起きて二日酔いに悩まされるかと思ったらそうでもなかった。
11時、カルドの出発を見届けてから宿のテラスでぼーっとする。
今までは自分が去る側で、去られる側の立場になったことがなかったので割と衝撃だった。こんなに寂しくなるのか。
カルド、昔飼ってたチワワに顔が似てたなあ。もう会えないんだな。旅が一期一会すぎて最近の私はちょっと困惑してる。出会いと別れのスパンが早すぎない?仲良くなればなるほど、その早さが大打撃になる。
おひるごはんを食べにちょろっと外に出る
昨日あさごはん食べたのと同じところで。
今まででダントツの量を誇るダルバートが出てきた。さすがの私もこれには太刀打ちできず、最後の最後でお米を少し残してしまった。
いっぬめめあいてないかわいい
陽気なネパール人達が集まってきて謎のボードゲームをはじめる。いやみんな仕事は?
サイコロをふりながら「ちゃっか!ちゃっか!」と叫んでいて意味はわからないけど楽しそうだった。
ふくれたお腹を抱えて宿に戻ると、掃除のおばさまがカルドのベッドをきれいにしていた。新しいシーツの白さがあまりに他人行儀で、それが唐突に彼の不在を告げていてなんかめちゃくちゃ寂しくなってしまった。長い昼寝をした。
夕方まで寝ていたところ、ドミに新しく知らない男性が入ってきて今日から泊まる予定だと知る。なんとなく日本人ぽい。無愛想なところが。あとできいてみるとやっぱり日本人だった。ちょうどカルドがいたベッドにその男性が入ってくれたので、ちょっとほっとした。彼の不在を埋めてくれて少し寂しさが紛れた。
よるごはんは辛くないものがたべたくてチョウミン
ネパール料理、何を頼んでもとんでもない量ででてくるしかつ安いのでうれしい。
お気づきであろうか、本日私が食べて寝る以外のことをしていないのを。
ポカラ、私の知る限りではシェムリアップと1,2を争う沈没の町である。
旅行者をどっぷり浸からせる。あたたかくて空気も綺麗でごはんも宿も格安でのんびりしてて、あ〜動きたくないな〜なんて気持ちになってしまう。
あぶない。あぶない町だ。
急いでこの町を離れるためのバスチケットをツアーオフィスで予約した。値段交渉して600ルピー。
でもまあ、今日は別れの後遺症を引きずってただけだ。ここ最近左足の膝がちょっと痛んでたのも、休んだおかげでよくなったはず。
明日こそはサランコットの丘へのぼる。
︎︎︎︎︎︎︎︎【today's spending】
branch 250
a bus ticket 600
a bottle of water 25
dinner 120
in total 48,173円