Dhulikhel, Day 1/ネパールの温かさについて。火、チャー、シャワー
︎︎︎︎︎︎☑︎check out the hostel
︎︎︎︎︎︎☑︎found hotel
︎︎︎︎︎︎☑︎laundry
昨日パナウティ周辺を調べていて、そこから8キロほど離れたドゥリケルというところで宿をとったほうが良さそうだなと思った。
ドゥリケルのほうが宿が多くあるし、何よりドゥリケルからパナウティまでは徒歩でもいけそうなのだ。
ということで、行先はドゥリケルに決定。ネパール最後の町になりそうだ。
バスターミナルに行って、全く英語表記のないバス群を眺めながらそれっぽい人に「ドゥリケルドゥリケル」とだけ言うと、あれだよ!と指さして教えてくれる。全くよくできたシステムだ。こんなに無秩序なバス運用はネパールが初めてだ。アシスタントボーイが叫ぶ行先のみ聞いてみんなバスに乗り込んでいくのである。それでもうまく機能してるのだから不思議。
バスに乗ってみると自分でも驚くほどほっとした。
やっと、やっとこの街から離れられる……!!
カトマンズでの滞在がいかにストレスフルだったかがわかる。
ほとんどもう呪縛みたいだった。暗くて狭くてうるさくて空気が悪くて人の多い街。
カトマンズを離れるバスに乗って私の心は徐々に晴れやかになってきた。いったいなぜあの街に戻って私は3泊もしてしまったのか。パタンは拍子抜けする場所だったし夜はシャッターだらけだった。とにかくもう煩わしい思いをしなくてすむ。
ドゥリケル行きのバスの中
ぎゅうぎゆうづめ。
本日もアシスタントボーイの仕事ぶりが気持ち良い。
運転手とアシスタントボーイ。
1時間ほど乗っただろうか、ドゥリケル着。空気がましだ…!
とりあえず今日から泊まるホテルを探そう。良さげな建物をしらみつぶしにみていく。
途中すっころんで車道の真ん中で膝を擦りむいたのだけど、車がこなくてよかった〜運が良い~
途中で見た景色
4軒ほどまわったが、どこもなんとなくイマイチ。まず前提として受付の人が私のへっぽこ英語以下のへっぽこだったりするとかなり不安になる。
部屋を見せてもらってもまあ清潔感がない。やはり日本で生まれ育ったので、清潔感の許容範囲は狭めなのかもしれない。
温かいシャワーが出るか水を出して確認しても、「5分たてば温かくなるよ」とホントなのかどうかわからないことをいう。
ネパールの田舎町にあまり期待してはいけないのかも。
と、諦めかけた矢先。こんな建物をみつける。
これは期待できるのでは…?
お部屋をみせてもらう。建物と同じく青を基調とした家具調度で、眺望が最高。うっっっすらと、ヒマラヤ山脈の上辺がみえる。
受付のお兄さんはシャイなほほえみを返してくれるし、英語もきちんとセンテンスで返答をくれる。シャワーも問題なく、お部屋の清潔感も合格。決めた。
🐻「泊まります。1泊いくら?」
👨🌾「2000ルピー」
🐻「2000かあ。わかった、2泊するから1600でどうでしょう」
👨🌾「………」
🐻「☺️」
👨🌾「1800なら」
🐻「そこを…!もうひとこえ!」
👨🌾「……1700なら」
そこでおしまいにした。もうちょっと粘れば行けそうだった気もする。
4000ルピーのところを3400ルピーで泊まれることになったのでうれしい。
それにしてもドゥリケル、やはり田舎町だ。ランドリーサービスを探しても全く見つからない。タメルには山ほどあったのに。
仕方が無いので道端のなんでもやさんで洗剤を買う。
でか…?思ってたやつと違った。小分けにされたやつ想像してたけどおじいちゃんにこれ出されて「お、おお…」ってなった。買ったけど☺️
お部屋に戻って手洗い洗濯。テラスの日向で干す。自分の手で自分の着たものを洗うのって、すごく自然でよいなあ。
日向ぼっこ
夕方、夜ごはんをさがしにまちあるき
とても古い建物が密集した街区に入り込む。子供たちと犬がいっぱい。ネパールは、若者や子供たちがたくさんいて明るい。
よるごはん。女の子たちがいっぱいたむろっているお店で。明日パナウティに歩いて行こうとおもってるのと話したら、そこにいる全員に「むりむりむり!2時間かかるからバスでいきなよ!」と大反対される。ふむ…。
小腹を満たしつつ、宿に帰る途中でラーメンの看板を発見。これは…日本の味が恋しい今、入らない訳にはいけない…。
まあきっとインスタントラーメンみたいなのが出てくるんだろうと予測しつつ、いざ実食。想像以上においしかった。インスタントラーメンは確実に超えている。あっさりしていてどこかほっとする味。日本でも充分店を出せるのでは??
作ってくれた女性にきいてみると、旦那さんが7年間日本に住んでいたことがあるそうだ。なるほど、本格派なだけある。
お昼通った道から、また同じ景色を見る
寒そうに道を歩いていたら、見かねた女の子たちが焚き火に誘ってくれた。みんな私とおなじ1999年生まれ。
あたたかいチャーを出してくれて、お金を払おうとすると「いいの!だめよ!!わたしたちともだちでしょ!」と笑ってくれた。ともだち、はネパール語でサーティ。ネパールの女の子たちは本当にみんなフレンドリーで、やさしくて、気遣いが細やかだ。どれだけ心が温まることか。
1人の女の子はそこに住んでいると言っていたので、明日お礼をしにいくつもりだ。
宿に戻って、約1週間ぶりのホットシャワーに意外な感動を覚える。お湯を浴びるってだけのことがこんなに素晴らしかったとは。温かいって幸せだ〜〜
【today's spending】
room charge for 3 nights 935
bus 55
bread 30
branch 90
soap 40
dinner 100+380
in total 54,962円