Dhulikhel, Day 2/ヒマラヤを待ちわびるドゥリケル滞在
︎︎︎︎︎︎☑︎laundry
朝5時に起きて窓の外を確認すると、ヒマラヤ山脈は霧(なのか雲なのか汚れた空気なのか)に覆われて見えなかった。
それを確認し即2度寝。
7時にも目覚ましをかけ逐一チェックしたが、やはり見えない。諦めて3度寝。
次に目が覚めたのは10時頃。洗面所で洗濯をし、まずは腹ごしらえ。近くにしっかりしたお店があったので入ってみる。
ラムのダルバートを頼むと、女の子が“30分かかります”とかかれたメモをわざわざもってきてくれた。
ネパールのごはんやさんで料理を永遠待たされるのには慣れていたので、全然大丈夫です!とまつ。その間にWiFiのパスワードを持ってきてくれたりお水をもってきてくれたり大変気にかけてくれる。
お料理がきたのはそれから1時間後。お客さんが来るかどうかわからないから、全メニューの下準備なんてできてないんだよね。わかる。私以外に誰もいなかったもの。
お米大量だったけど絶品だった。1時間の労働に支払われる対価が350ルピー(≒350円)って、料金設定バグってる。本当に良いの?とこちらが心配になる価格。
ご飯食べたあとにお口直しにつまむお砂糖とフェンネルというやつ。フェンネルは不味いけどネパール人はみんなこれを大量に口に入れてる。正気か。
宿に戻る頃には1時になっていたので、パナウティは明日に持ち越すか…と断念。
明日チェックアウト後にバスで向かうことにし
た。
そして開き直って昼寝。
うとうとしながら、ああ本来であれば今日この日にはインドにいたのになあ、という苦い想いに駆られる。
ぽかぽか洗濯
17時に起きてオレンジを買いに行く。
みっつで70ルピー🍊🍊🍊
最初はいっこで120ルピーとか言うから思わず日本語で「ううっめんどくさい〜〜っ」って叫んでしまった。すぐ落としてくれたからよかった
そのオレンジをもって昨日の焚き火ガールたちに会いに行く。いなかったらお店の誰かに預けようと思っていたが、今日もみんな揃ってばっちりいた。しかも昨日より大人数で焚火にあたっていた。
もうこれ以上座るスペースはないだろうというかんじだったので、渡すだけ渡してばいばいをして夜ごはんをたべにいく。
サンセット。
バレーボールしてた
よるごはん
とても早かった。お昼に1時間まったので感覚がおかしくなってるのだろうか、光の速さで出してきてくれた。しかも安い、195ルピー。
ごはんのあとのティータイム
壁に見覚えのある風景が描かれていて思わず撮った。昨日行ったお寺と、その周りの古い街並みだ。
本当はラッシーを飲みたかったんだけどラッシーありませんと言われて。なんだかどこへ行ってもラッシーがない。
この数日ドゥリケルで過ごして、なんだか癒されたな。人とおしゃべりする元気が徐々に戻ってきた気がする。誰かとおしゃべりしたいかも、と思えてきてる。
誰かとというより、今私がいちばんおしゃべりしたいのは6日前ポカラで別れたカルドだ。西の町でメディテーションしてくると言って去っていったが、今どこで何をしてるのだろうか。ネパールのあとマレーシアに行くからまいも一緒に行こうよと冗談で言っていたが、それから私はマレーシアに関する動画をYouTubeで見て、かなり興味が湧いてきている。今まで惹かれるところがなかった国だけど、マレーシアも行ってみたいな。
興味は尽きない。まだ行ったことのない場所がたくさんあるって幸せだ。
結局どこへいっても自分を納得させられるのは自分でしかなくて、自分以外の世界に頼っていたら永遠に終わらない。いったい何が終わらないのかというと私もなんだかよくわからない。でも終わってないじゃない、私たちたぶん。なんか終わってないじゃない。
終わったなーって思うのって、どの時点なんだろうね。目標を設定してそれを達成した時、おわった!という気持ちになるけど、それはただの終わりの疑似体験で、実のところまだまだ終わってなくて、途方もない。
本当の本当に心からおわった!と納得できる自分になれたとき、それが最後の終わりになるんだろうか。そのときにはじめて本当の老いが訪れるのかな。わからない。
明日がヒマラヤ眺望最後のチャンス。この旅は終わるのだろうか。見られますように。
【today's spending】
branch 350
dinner 195
orange 70
late 200