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ハタチになりました。旅行記。l became 20 and started keeping a travel journal.

Kathmandu, Day 4/インドは遠くになりにけり

︎︎︎︎︎︎︎︎□apply Indian visa
︎︎︎︎︎︎☑︎Swoyambhu temple
︎︎︎︎︎︎☑︎buy a ticket to Pokhara


昨夜調子が悪くなって(いつものか…)と半ば冷静になりながらトイレで吐いた。もはや通過儀礼である。
変なものを食べたとしても体が受け付けずに自然と拒否反応を起こしてくれるので、吐くとかなり楽になる。



さて、朝は遅めに起きて再びインドビザセンターへ。
受付でお姉さんに状況を説明する。

🐻「…っていうことなんですけどどうしたらいいですか」
🧕「知りません。ここは申込用紙を受け付けるだけの場所です。毎日サイトチェックして、入力できるようになったらもってきてください。それだけです。」
🐻「え…(唖然)な、何か情報ありませんか?」
🧕「ありません」
🐻「じ、じゃあ大使館に行けば何か教えてもらえ…」
🧕「もらえません。政府がやってることなのでわかりません。」


撃沈。諦めきれず近くのビザ代行サービス店にいく。
🐻「すみません中国人のインドビザ取得についてなにか情報ありませんか」
🧔 「No visa Chinese」
🐻「…そのパソコンで調べてくれません?」
🧔「No」

目も合わせてくれなかった…


⚠ここからひたすらインドの愚痴になります⚠

コロナウイルス対策としてアメリカ等の“過去○○週間で中国を訪れたことのある外国人”を入国拒否するのは多いに理にかなってるが、インドの「中国パスポート保持者は有無を言わさず入国拒否」これはちょっと強行すぎないか。中国に一度も行ったことのない中国籍の人間が世界にどれだけいると思ってるんだ、中国のパスポートをもっている人を全員押しのけるというのはあまりにも横暴なやり方すぎる。そして情報が行き届いてなさすぎる大使館のホームページに載せるなり何かしら宣言してくれ。

↑以上のような内容をインド大使館にメールで送った

同時にスリランカの大使館にもメールを送った。現在も中国パスポート保持者のアライバルビザ発給には制限がかけられていないか、日本在住の中国パスポート保持者も入国制限の対象になりうるかについて確認のため。



一連のできごとにしばらく沈んでたけど、ごはん食べて元気だした。

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カナ。おいしかったなあ。200円


ポカラ行きのバスチケットもツアーオフィスでとって準備万端。
オフィスの人に「中国人には見えないね、日本人か韓国人だと思ったよ」と言われ「でっしょ〜〜〜みんなそう言うのよ」と得意になる。


気を取り直して、午後はスワヤンプナート寺院へ。

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長ーーい階段。
登っていると、2歳かそこらの小さい可愛い子が「まねまね、ぎぶぎぶ、まねまね」と言って手を差し出しながらついてくる。ちっこい足で懸命に、私の歩く速度に追いつこうとよちよち歩くので本当にすごいなと思った。
小さい子にまず初めに教える言葉が「give me money」であるような家庭が、世界には多くありすぎるよな。

なお観光地では絶対にこのような物乞いにお金はあげません 見せかけの貧しさというのも世界には多く存在するから

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登頂。カトマンズを一望。

ネパールの子供たちって、大っきい帽子の下に小さい顔を覗かせてお父さんお母さんに抱っこされている子が多くてとっってもかわいい。帽子:顔=2:1という黄金比



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夜町をぶらつく前に茶しばきタイム


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よるごはん。もも。

これをたべてるときにちょうどお店の前を、今朝インドビザセンターで一緒にいた金髪美少年が通っていったのでこれは運命だ!!と思って急いでストーカーした。向かいのごはんやさんに入っていってた。よっぽど私も行って「i like your outfits」と声をかけようかと思ったが押し留まった。
もう、とにかく、すごいセンスなの。身なりが。惚れ惚れするの。ベージュの長いマフラーを巻いて、同色のジャケット、ぼろっぼろのベージュの巾着バックがきれいなブロンドによく合ってる。それで颯爽と一人で歩いてるのがもう。すごかった。ベージュ版スナフキンってかんじだった。


そしてタメル名物(?)交通渋滞に遭遇する

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タメルの狭い街区にタクシーが1台でも入り込むともう大パニック。歩行者とバイクがつまりに詰まって身動きがとれなくなる。なんで車通行禁止にしないのか不思議だ。いったいこの渋滞がどう収束するのか見守っていると、路肩のお店の主人がどうにかこうにかみんなを誘導してタクシーを通そうと主導していた。あまりに鮮やかでそれにも惚れ惚れした。ネパール人、協力的。


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夜のアサン・チョーク。もうここが大好き。中心の広場にお寺があって、人々がひっきりなしにお祈りをしていく。がっつり祈るひともいればさらっと終わらせる人も。日常の中に祈りがあるってすごく素敵だ。


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焚き火にあたって人々の流れをぼーっとみていたら、そばに居たネパール人男性がネパール語で熱心に神様のことを教えてくれた。全然わからなかったけど、ジェスチャーでなんとなく、「この世界を見守ってくれてるんやで!!」みたいなこと言ってるのかなって推測した。祈り方についても身振り手振りで教えてくれた。炎がけっこう重要みたい。

すると一緒に焚き火にあたっていたほかのネパール人男性が喋りかけてきて、何喋ってるかよくわからんままフィーリングで会話してたらいつの間にか「あんた金もってんだろ ちょうだいよ 50ルピーでいいんだ」的なことを言って近づいてきたので訝しんでみると、ほのかに彼からアルコールの匂いが。ものすごく怖くなって逃げてきた。途中まで後をついてきたけど、アサンチョークを過ぎるといなくなってた。はらはら。



インドは遠くになりにけり。日本のことも中国のことも嫌いだ、でも日本も中国も好きだったりする、だからむかつく、自分に苛つくしひいては世界に腹が立つ。でもとりあえず今はインドが一番むかつく。くそう。

ちなみに現在私の中で、今後の旅程として考えているのは2つ
スリランカに飛行機でとび、→ドバイ→ジョージア→トルコと予定通り進む(なお現在の状況でビザがおりる確証はなし)
②潔く日本に帰り、夏になってウイルス流行もおちついたらトルコ→ジョージア→ドバイ→スリランカ→インドと今回と逆ルートでリベンジする(なぜならトルコの電子ビザ有効期限が2020.9.20までだから)

です。全ては自分の気分次第。


【today's spending】
branch 120
a bottl of water 25+20
admission fee 200
bus ticket 800
tea 50
dinner 90
room charge 250

in total 44,579円