The 6th day in Siem Reap / トレンサップ湖ツアーと、2人の男について
Today's to do
☑do laundry
☑check out that hostel
☑go to the lake
昨日は丸一日死んでたけど今日はなんとか持ち直しました。
朝は遅めに起きてまったり支度していると、隣のベッドの日本人男性が「昨日の夜、宿泊客数人のスマホが盗まれたらしいよ」と教えてくれる。
どうやら子供が深夜ロビーに侵入し泥棒を働いたらしい。
そんなこと本当にあるんや...子どもがやってるってところが恐ろしいな... 自分も気をつけねば。
とりあえず午前中のうちに旧ホテルをチェックアウトし、そこに置いていた荷物をすべて今のホテルに移動させる。
ここ数日シェムリアップは曇っていて、ほんのほんのほんの少しだけ過ごしやすい。
暑さでどろどろに溶けたリップクリーム
1:30、トレンサップ湖ツアーのガイドさんが宿までピックアップにきてくれる
ツアーはハロン湾で経験してるので要領がなんとなくわかる。比較的するするするーっと観光が終わっていくので、体調を整えたい今の私にとってはかなり良い箸休め。
れっつご
「乾季の今は普通の陸地だが、雨季にはここまで湖の水がくるんやで!」 とガイドのおっちゃん
乾季の今は水も引いているのでこの場所からボートに乗る。
ガイドのおっちゃん、長い棒を駆使してボートの進路を調節。
カンボジアには、ベトナム・中国・タイなどとの混血の人が多くいるが、この水上生活者の村は100%純血のクメール人らしい。
雨季と乾季とでは生活の仕方がまるで違く、乾季は村人にとってbusiness season。お魚をたくさん釣って外に売ったり、雨季に備えて乾燥させ保存食をつくったりする。
村の学校にもお邪魔させてもらったり
カンボジアの学校は 月~土曜まであって大変そうだけど
実は毎日 午前 午後 どちらかでしか授業が行われない。主な原因は教師不足だという。
ボートにはガイドのおっちゃん以外に2人のちびっこ男児がついていて、おっちゃんをアシストしながら竿の扱い方や舵のきり方を学んでいるようだ。
最高にキュートだった。
シェムリアップはやっぱり夕日がきれいだ
美しすぎて作りものかと疑うくらい
トレンサップ湖は雨季のほうが断然楽しいと思うけど、乾季に来れたのもよかったかな
今日のよるごはん
ツアーから宿に戻ると、やっぱり喫煙スペースにサガとマイクルがいた
昨日一日殆ど顔を合わせなかったので、2人が何をやって過ごしていたのか話を聞く。
するとサガから信じられない一言が
🧔「実は今朝、ぼくのノートパソコンが盗まれたんだ」
え...?
もしかして、朝日本人男性からきいた話と同じ...?
🐻「その話なら私も聞いたよ あれサガのノートパソコンだったの?」
🧔「うん...」
🐻「うそ...」
🧔「最初はかなりショックだったけど、今日一日マイクルがぼくの気を慰めるためにいろいろな場所につれていってくれたんだ」
👱「耳や目の不自由な子供たちのいる学校へ行って、絵を教えてきたよ めちゃ楽しかったな〜」
🐻「なんやて 君ら最高すぎるな」
サガのノートパソコンが盗まれた経緯について聞いたが、本人はショックを受けながらも今はポジティブに考えようとしてるみたい。
警察〜頼むぞ〜〜見つけ出してくれ〜〜〜どうかデータも全て安全な状態であってくれ....!
まったり平和主義で愛情深いサガと、ユニークでとっても優しいマイクルの2人は本当に相性がいい。2人と一緒に話してると、こっちまで心がほぐれてくる。
私が1人で上にいるとマイクルがやってきて、「why you are alone?」と聞いてくる。彼はとにかく優しくてよく気が回り、陽気になんでも行動に移す。誰にでもフレンドリーで警戒心を示さない。
初めて話したときはよくこんなに口が回るなあと驚いたけど、それが彼の優しさ・ある種の保身であることはすぐに見抜けた。
だんだんとそのマシンガントークも落ち着いてきて、リラックスして話ができるようになったみたい。それもサガの懐深さがよく効いてるんだろうな。
マイクルは今週中にシェムリアップを発ち、プノンペンのNGOで活動する予定だと話してくれた。子供たちにグラフィックを教えるのがとにかくハッピーなんだって。本当にとっても幸せそうだねと言ったら、にこっといつものはにかみを見せてくれた
そして私の名前を描いてくれた✒
インタラクティブアートをこよなく愛するマイクル。
紙にペンを走らせながら、 I love this time と呟いていた。こんなに素敵な人がこの世界にもいたんだな。
【Today's spending】
水1000リエル
ひるごはん3.5$
よるごはん2$+1$
ジュース1$